2002年06月22日
トーノZEROアニメ感想RAVE total 2764 count

力尽きても戦い続ける執念の男、ゲイル

Written By: トーノZERO連絡先

 意図せずしてワールドカップの裏番組になってしまった今回のRAVE。

 うっかり見なかった人は勿体ない内容だったと思います。

 既に、正義のRAVE対悪のダークブリングという構図はなく、ダークブリングはキングが自分の意志を貫く道具でしかありません。

 キングの願いは、キングとゲイルの間に起こってしまった悲劇に決着を付けることでしかなく、オーバードライブを発生させ、世界を破壊することなどに興味はなく、更にデーモンカードという悪の組織を発展させることにも興味はないわけですね。

 その決着とは、勝ちであっても、負けであっても良いわけです。

 最後にキングは、一瞬で最強の部下を転送するダークブリングを出して見せますが、そんなものを見せて、それを使わせたくなければ俺を倒せ、などと言うのは自分を倒させようとするキングの気持ちでしょう。もし本当に勝つ気なら、そんな能書きを言う前に、部下を呼べば良いのです。

 しかし、今回最も光っていたのは、キングとゲイルの深い大人の友情、そして、ゲイルとハルの親子愛でしょう。

 戦闘が終わると、いきなり喧嘩を始める似たもの同士の親子、ゲイルとハルも良い感じです。

 と~のは、ゲイルからも乳がでかいと認められたエリーを応援しています。ガンズトンファーごときで落下する岩石を粉砕するあんたは凄いよ。


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